日本でのお祝いのマナーやプレゼントの常識は、もしかしたら海外では失礼につながるタブーな行為かもしれません。
そこで今日は、世界各国のNGな贈り物・不吉な贈り物などについてご紹介します!
失礼な人だ。と思われないためにも外国人の恋人や友人、知人がいる方は把握しておきましょう!
また以下の記事では、少し違う目線で見た海外のギフトマナーやお花の意味合いなどについて書かれています。是非、参考にしてください!
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目次
日本のギフトマナー
世界のギフトマナーをご紹介する前に日本のギフトマナーを少しご紹介します。
例えば、結婚祝いだと「包丁など刃物類」「緑茶」などの贈り物は縁起が悪いと言われています。
他にも引越し祝いで「火を連想するもの」、目上の方に「靴などの履き物」はふさわしくないと言われています。
まだまだシーンごとにあるので、日本のギフトマナーに関しては以下の記事を参考にしてください!

【合わせて読みたい】縁起の悪いタブーな贈り物をシーンごとに解説。
世界各国の縁起の悪いタブーな贈り物

早速、世界各国の縁起の悪い・ふさわしくない贈り物をご紹介していきます!
日本での常識は海外に通用しないかもしれません。しっかりと覚えていきましょう!
中国
時計
まず一つ目。それは時計です。日本では、ペアウォッチなど時計の贈り物は盛んに行われているので驚かれる方は思う方は多いのではないでしょうか。
時計がNGな理由は発音が「終わり(絶交)」を意味するからだと言われています。
傘
傘も「散り散り(バラバラ)」という意味と発音が同じため、「私から離れてほしい」や「家族がバラバラになってほしい」など不吉なことを連想させる縁起の悪い贈り物とされています。
また梨も「離」と同じ発音で贈り物には不適切です。
緑色の帽子
緑色の帽子もNGな贈り物とされています。
理由として緑色の帽子をかぶると「恋人や結婚相手に浮気された・不倫された人」という意味になるからだそうです。
おしゃれなデザインだからといってうっかり緑色のデザインの帽子を贈らないように気をつけましょう。
靴
日本でも目上の方や昇進する相手に靴の贈り物はNGとされていますが、中国では少し違ったマナーがあり、ふさわしくないとされています。
というのも、靴を贈る行為が「靴を履かせて立ち去ってほしい」、「この世から立ち去ってほしい(死去)」を意味するからです。
財布
財布も日本では、プレゼントすることが多いため意外と感じる方は多いと思います
財布は財運のもとなので、「運気が止まる」など縁起の悪い意味があったり、「お金の管理ができていない」という意味につながるため中国の方には財布の贈り物はあまりふさわしくないとされています。
台湾でも、時計や靴、傘、梨は同じ理由で避けたほうがいいと言われています。他には、ろうそくもお葬式で使われるものなので、贈り物には適していません。

【合わせて読みたい】御祝儀袋・中袋の書き方やマナー、注意点ついて解説
韓国
靴
韓国では恋人間や夫婦間での靴の贈り物はNGとされています。
理由として、靴のプレゼントには、「履いて逃げる」や「人が離れていく」などの意味を持つためNGとされています。
ハンカチ
ハンカチは、「涙を拭くもの」ということから「別れ」を連想させるため特に恋人間、夫婦間での贈り物としてはふさわしくないとされています。
ぬいぐるみ・人形
絶対避けたほうが良いというわけでもありませんが、ぬいぐるみや人形も注意が必要です。
というのも昔韓国では、悪魔祓いなどの儀式で人形が使われていたため、現在でも不吉なものという名残が一部の地域では残っているからだそうです。
アメリカ
ロゴや会社名が入ったもの
アメリカでは、ロゴや会社名が入ったものを贈るのはマナー違反とされています。
これは、贈り物という行為にあやかって「宣伝」というふうに捉えられることが理由です。
特に、初対面時など交友が浅い方へには注意しましょう。
食品類にも注意
アメリカでは、食べ物のアレルギーを持ってる割合が日本に比べて非常に多いです。
アメリカに限ったことではありませんが、食品類を贈る際は必ず相手のアレルギーを把握しておきましょう。
また、宗教上の問題なども考えられるため食品類は特に注意しましょう。
ベトナム
タオル・ハンカチ
ベトナムの方へのプレゼントに相応しく無いのはタオルやハンカチです。
タオルは日本では、お祝いごとなどの贈り物として人気の贈り物ですがベトナムではお葬式で使われるためプレゼントとしてはNGです。
また、「困難」という発音や「涙を拭く」=「別れ」を連想することから贈り物として相応しく無いと言われています。
ヨーロッパ
香水・石鹸
イタリアやフランスなど、ヨーロッパの国々で香水や石鹸は贈り物として相応しくありません。
理由として、相手に「汚いから洗ってください」や「あなたは臭いです」と言ってるような意味合いになるからです。意図していなくても失礼になる場合があるので注意しましょう。

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宗教上の贈り物のマナー

次は、国別ではなく宗教別に贈り物のマナーを解説していきます。
イスラム教
豚肉
イスラム教では、豚は「不浄な動物」とされているため豚肉を食べることが禁止されています。そのため、間違ってもお中元やお歳暮などでハムの贈り物などしないようにしましょう。
また、ぬいぐるみや人形を贈る際も注意が必要です。
豚や犬以外のものにしましょう。(犬も同じく不浄の動物とされています)
お酒
豚肉以外にイスラム教ではお酒も禁止されています。
そのためお酒の贈り物も絶対に避けましょう。
ヒンドゥー教
牛肉
ヒンドゥー教(ヒンズー教)では、牛は神聖な生き物とされているため食べることは禁止されています。
そのため、お中元、お歳暮や誕生日などのお祝いの品に牛肉の加工品などのプレゼントは避けましょう。
革製品
食べるだけではなく、牛革を使用した製品も同じ理由からNGです。
うっかり牛革の財布やバックをプレゼントしないように気をつけましょう。
その国にあったギフトマナーを。

今日は、世界の縁起の悪い贈り物や、NGな贈り物に関してご紹介しました。
日本での常識も海外では非常識になりかねません。
海外の友人、恋人、ビジネスなど贈り物をする機会がある場合は十分縁起の悪いものや不吉なものには注意しましょう!
マナーを守って素敵な贈り物にしてください♪
また当サイトでは、贈り物に関するマナーやおすすめの贈り物をご紹介しています。マナーに関しては以下にまとめているので是非、参考にしてください!

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